二代目が会社を潰す

「二代目が会社を潰す」という状況は、経営者の交代や事業の継承においてよく見られます。最近では大塚家具やビッグモーターが典型的な例ですね。

世襲が悪いわけでは無いが、二代目は先代の成功のベースとなったリーダーシップとスキル、ビジョンと戦略、信頼と協力を得るコミュニケーション、変化への適応、そして様々なリスク管理を継承し高める能力がないと、会社を発展させることは難しい。

これは会社だけでなく、政治や歴史においても同様です。

日本の政界においては世襲議員は約12%ですが、特に自民党では約30%にもなり、岸田内閣の閣僚に至っては約60%が世襲議員で突出しています。ちなみに米国上院・下院とも世襲議員は約5%程度であり、その他の国々でも世襲議員は少ない傾向にあります。

歴史を振り返れば「二代目が国を潰す」例は、枚挙にいとまがありません。戦国最強の武将・武田信玄と二代目・武田勝頼が典型的な例ですね。

信玄公の長男・義信が自死に追い込まれたため、四男で諏訪氏の跡取りとされていた勝頼が急遽、嗣子になったわけで、信長や秀吉、家康とは格が違い過ぎた。長篠の戦いで家康・信長連合軍に大敗した後、甲斐国へ攻め込まれ焦土化されたあげくに逃げた勝頼は自滅。

信玄公は領土拡大の戦いに明け暮れて、後継者を育てることができなかったのでしょう。

例えば、武田信玄と上杉謙信は5回も川中島で戦っています。その中で最も有名な第四次 川中島の戦いの様子を動画に編集し、yutubeにアップしています。迫力ある戦いのシーンと戦術の駆け引きをご覧いただけますので、ぜひご視聴ください。

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