「成長なくして分配なし」は正しいが・・

今日、自宅をリフォームするため見積りに来てくれた業者の話では、必要な購入設備のいくつかはメーカー納期が未定で、工事の時期がいつになるか分からないとのことでした。

例えば、TOTOのトイレはベトナム工場ですがコロナ禍で生産が滞っており、今年の調達は無理だろうとのこと。

また、寒くなってきたので空調暖房の補助として使う灯油を買いに行ったところ、去年と比較して高くなっているのに驚きました。車のガソリン価格も高くなっていますね。

最近、わたくしの生活の回りでも、このようなグローバル・サプライチェーンの後退や資源価格上昇の影響を、もろに実感しています。

日本は世界でも稀なほど、長く景気停滞によるデフレにあって、今進んでいるコスト・プッシュ型インフレは、特に実体経済に厳しい影響がでてくるでしょう。

「成長無くして分配無し」は正しいとは思います。

しかし、どうも今の政治は与野党そろって、難しい成長の話よりも分配の方にかんかんがくがくの印象です。
国民は厳しくなる実体経済の影響を給付金によって一時的には凌げても、その先続けることができません。

今、日本で急務なのは、成長についてかんかんがくがくすることだと、わたくしは思うのです。

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