世の中に上がる材料が見当たらない
今日の日経平均は-790円(-2.80%)と大幅に下がりました。
米国市場が大きく下げた流れを引き継ぎ、-328円で始まりマイナス圏で推移、後場からも下落幅を拡大し一時は-940円を超える下げ幅となり、結局ギャップダウンの大陰線で続落しています。
市場の売買代金が多いなかで、ついにトレンドのレンジ下限割れになりバリュー株やグロース株に関係なく厳しい地合いで、多くの銘柄が下げました。
特にソニーグループは-12.79%、トヨタ自動車は-4.97%も下げたのが驚きですね。
市場では、米国の長期金利の上昇だけでなく短期金利も上昇し、長短金利差のイールドカーブがネガテイブになりそうで景気後退局面とか、原油先物価格の高値更新によるインパクトなどが要因として言われはしています。
わたくしの場合、今日の投資出動を見合わせており、長期保有資産の含み益は減っても押し目買いや落ちてくるナイフは拾っていないので、精神的には落ち着いています。
今日の相場の様子と、世の中に上がる材料が見当たらないことから、わたくしはこの先は買戻しによる少しの上昇はあっても、もう一段の下げか、あるいは暴落もあり得ると感じています。
なので、オプション取引のポジション設定タイミングが合えば、下落あるいは暴落相場を想定した手口を、これから仕掛けてみたいと思います。