日経は上がった、でも上値が重い・・
今日の日経平均は+147円(+0.50%)上がりました。
でも、政府の過去最大規模の経済対策にしては上値の重さを感じます。
本来であれば暴騰してもおかしくないのですが・・
その経済対策が殆どばらまきで、日本経済の成長に寄与しないと海外勢からみられてしまったのかもしれませんね。しかも一時ひっこめていた金融所得課税の検討をアナウンスするなど、どうも新政権には一貫性のあるビジョンがないのでは？と 。
今の日本市場は、売買比率で7割を占める海外勢の動向が大きく影響します。ある意味、やりたい放題です。
日本では非常に長い間デフレが続き、これまでは貯蓄が一番の安全資産でした。また真面目な国民性が将来に備えて貯蓄へ向かわせる面もあったと思います。その結果、国民の貯蓄は大いに積み上がったけれど、一方で投資は極端に少ないという今の姿になっています。
必要なばらまきは海外勢を気にすることなく信念をもってやれば良い。でも一方で、経済対策には投資を萎ませる金融所得課税より、むしろ貯蓄から投資へ誘導する施策をぜひ盛り込んで欲しいと、わたくしは切に思うのです。
ナイトセッションで仕込んだコール・オプションの買いは1枚だけでしたが、今日の大引け前に転売で決済し、そこそこの利益を出すことができました。
一日でそこそこの利益ですから、好々爺としては十分です。「にこっ」
