悪い円安が気になります

今日の日経平均は+185円(+0.69%)上がりました。

前日の米国市場は小幅安でしたが、半導体関連や円安恩恵銘柄の買いと、ショートカバーによる買戻しなどで+297円で始まりました。
しかし27,100円台で頭打ちとなり失速、一時マイナス圏に下がりましたが押し目買いも入り再び浮上、後場には一段高となりプラス圏を維持したまま引けています。

3日ぶりの反発ですが、売買代金が少ないのとショートカバーによる上げもあったので、このまま力強く上昇する感じはしませんね。

一方で円安が急進しており、1ドル128円台から129円に迫る勢いです。

円安は概ね株式市場にとってはプラスと思われますが、急激な円安はコストプッシュ型インフレを進行させるので実経済にはマイナスです。
いわゆる悪いインフレになります。

1ドル130円になれば政府もさすがに為替介入するのでは?と予想する筋もあるようですが、どうでしょうか。

わたくしは、トヨタ自動車などの大型バリュー株を3月初旬の底値の時にたっぷり買い増ししており、今は嬉しい状況なのですが、悪いインフレは気になりますね。

さて日経は上値が重く、ここ数日はレンジ相場が続くとみて、わたくしはオプション手口としてATM近辺でショート・ストラドルを仕掛けています。

勿論、ゴールデンウイーク前には決済し、全て手仕舞うつもりです。

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